採用率トップは骨粗鬆症薬イベニティ
19年版新薬採用アンケート調査
公開日時 2019/09/30 00:00
ミクス編集部が全国の病院薬剤部を対象に行った「新薬採用アンケート調査2019年版」によると、採用口座数の最も多かった新薬は、骨粗鬆症治療薬イベニティだった。採用率は62.5%。今回調査対象とした47製品中、唯一6割を超えた。採用率の第2位は慢性便秘症治療薬のモビコールで54.8%となった。骨粗鬆症、便秘症ともに高齢者に多くみられる。両製品とも、未治療の潜在患者が多く、アンメットメディカルニーズが残る領域だ。(岡山友美)今回の新薬採用アンケート調査は、2018年8月以降に薬価収載された新薬47製剤について調査時点の採用の可否と採用の理由を病院薬剤部に尋ねた。調査期間は19年7月23日~8月9日。調査票を全国1500病院に配布し、104病院からインターネットおよび郵送で回答を得た。採用率トップの...