マーケットの変化という点で、厚労省の販売情報提供活動ガイドライン（ＧＬ）施行に伴う影響は見逃せない。４月以降のＭＲ活動については、すでにＧＬに基づく活動が規定されているところ。そこで本誌は、ネグジット総研MMPRの協力により、保険薬局・病院薬剤部に従事する薬剤師に、販売情報提供活動ＧＬの施行以降のＭＲ活動の変化について調査した。その結果、多くの薬剤師はＭＲ活動そのものが委縮していることを感じ、情報提供の量や質にも影響を及ぼしていると回答した。（沼田佳之）調査はネグジット総研が2019年６月に、全国の薬剤師（保険薬局勤務299人、病院薬局勤務169人）を対象にWeb調査したもの。この調査結果をミクス編集部で解析したところ、情報提供への影響が全体の41％を占めていることが分かった。内訳をみると、...