広告違反疑い延べ74件、医薬品数延べ45件
18年度広告監視モニター報告
公開日時 2019/05/31 00:00
厚労省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課は5月17日、2018年度医療用医薬品の広告活動監視モニター事業の報告書を公表した。18年度はモニター調査期間を8か月(前年度は5か月)とし、この間に疑義報告が行われた医薬品数は64件、うち広告違反が疑われた医薬品数は延べ45件あり、指導の対象となった。なお、違反が疑われた項目は延べ74件。項目別にみると、「エビデンスのない説明を行った」が14.9%(11項目)で最も多く、次いで「(引用時に)データの抜粋・修正・統合等を行った」が12.2%(9項目)となった。なお情報の入手方法としては、「製薬企業担当者(口頭説明)」が全体の48.9%を占めた。(沼田佳之)エビデンスのない説明違反が疑われた項目のうち「エビデンスのない説明を行った」ものが11件あった。...