企業カラー消失という深刻な事態を回避せよ
公開日時 2019/01/31 00:01
【Promotionタイトル】働き方改革やデジタルに翻弄される医師編集長沼田佳之取材で、製薬企業のカラーが失われたとの発言を耳にする機会が確かに増えている。医師は働き方改革や多職種連携など様々な変革が求められている。ところが本誌調査からは、薬剤情報の収集時間を減らすと回答した医師は少なく、むしろ製薬企業側に情報へのアクセス面で改善や工夫を求めていた。これだけ見ると企業側をホッとさせる内容だが、事は深刻だ。冒頭に指摘した企業カラーの消失はMR活動の機会損失にもつながりかねない。金太郎飴MRはもはや通用しない。むしろ地域医療や革新的医療に貢献する企業独自のカルチャーを醸成し、可能ならば患者満足度などを向上させるソリューションとして医療者と共有できるMR活動を模索する時だ。4月から厚労省の「販売情...