変わる流通ビジネスへの挑戦
公開日時 2019/01/31 00:00
GDP国内導入で共同物流に機運取引卸絞り込み現実に医薬品流通ビジネスの変化の波が大きくなってきた。厚生労働省医薬・生活衛生局は、医薬品の市場出荷後から医療機関・薬局への納品までの流通を一貫して管理するため、厚労行政推進調査事業(GDP研究班)がまとめた「医薬品の適正流通(GDP)ガイドライン」を発出、これまでなかった医薬品の保管、輸送条件を一括して管理する基準の国内導入となり、対応が迫られる。素早く動きを見せているのは製薬企業と卸間の川上物流。共同物流に機運が高まる。また、日本の事業環境の厳しい見通しから取引卸を減らす動きも出てきた。(酒田浩)出荷後から納品まで一貫管理温度管理、偽造品防止を徹底GDPについては、厚労省の医薬品産業強化戦略やC型肝炎薬の偽造品流通を受け対策を検討した検討会で、...