大日本住友と住友ベークライト 体外診断薬事業で合弁会社
公開日時 2018/11/13 03:50
大日本住友製薬と住友ベークライトは11月12日、体外診断用医薬品事業を行う合弁会社を設立したと発表した。大日本住友の完全子会社でDSファーマバイオメディカルの体外診断薬事業を承継する形で、住友ベークライトが強い分析用試薬などのバイオ関連技術を組み合わせることで、新たな診断薬の研究開発を加速するのが狙い。2019年4月1日から営業を開始する予定。
新会社名は「SBバイオサイエンス」(東京都品川区)。資本金は4億4000万円で、住友ベークライトが60%、大日本住友が40%を出資し、社長は住友ベークライト取締役常務執行役員の中村隆氏。売上高は17億円(DSファーマバイオメディカルの診断薬事業17年度実績)。新会社設立に伴い、大日本住友からDSファーマバイオメディカルに出向していた約50人の大半が新会社へ出向先が変わることになるとしている。なお、DSファーマバイオメディカルの事業はAGの製造販売だけとなる。