【PART1】働き方改革が製薬企業の未来を創る
公開日時 2018/10/31 00:00
ヘルスケア産業への試金石モノからコトへ「働き方改革」が動き出す。本誌調査では7割の製薬企業が実施。内勤者先行で進んでいたが、営業現場の取り組みも加速し始めた。長時間労働が常態化する中で、国や医療現場からも非効率さを指摘されている。国内市場は縮小に向かい、成果を出しにくくなってきた。前例を踏襲したルーチン化した業務は抜本的見直しが迫られる。働く者ひとりひとりが異なる仕事観・ライフスタイルを活かしつつ、組織としての成果を上げるダイバーシティ(多様性)を実現するには、MRが馴染んできた上意下達型の組織、働き方は合わない。市場は縮小、大型品は影を潜め、MR数は削減傾向、この中で生産性を上げる、成果を生み出す、のは簡単ではないが、製薬産業の未来の成長につなげられる人材創出の取り組みといえる。製薬各社の...