経口C肝薬 マヴィレット、早くもピーク越え
公開日時 2018/09/30 00:00
DAA服用歴あり患者は1割最短8週間治療の患者は5割C型肝炎に用いる直接作用型抗ウイルス剤(DAA)で、インターフェロン(IFN)を併用しない「IFNフリーDAA」は、2014年のダクルインザ/スンベプラ併用療法の登場以降、7種類のレジメンが承認され、役者がほぼ出そろった感がある。そこで今回は、IFNフリーDAAの処方動向の今を見てみる。いつも通り、調剤レセプトから実際の処方動向を把握・分析する医療情報総合研究所(JMIRI、読み:ジェイミリ)のデータで検証する。IFNフリーDAAを処方された総患者数は、ダクルインザ/スンベプラの発売以降、急峻に立ち上がり、15年9月のハーボニーの発売で一気に加速(図1)。16年1月にピークに達した。しかし、翌月には減少が始まり、同年8月にはピーク月の半分に...