ICS・LABAレルベア COPD治療、専門医と一般内科医で処方方針に差異
公開日時 2018/06/30 00:00
第一選択で処方専門医22%、一般内科医37%専門医はACOでの使用重視吸入ステロイド薬(ICS)と長時間作用性β2刺激薬(LABA)の配合薬レルベアは2013年12月に気管支喘息治療薬として発売され、16年12月には、「レルベア100エリプタ」で慢性閉塞性肺疾患(COPD)の適応が追加された。同じくICS・LABA配合薬のアドエアやシムビコートなどと異なり、レルベアは1日1回の吸入でよく、またエリプタという少ない操作で吸入できるデバイスを使用しているのが特長である。一方で、14年に提唱された疾患概念で、喘息とCOPDのオーバーラップ(AsthmaandCOPDOverlap:ACO)という病態が広まるにつれ、長時間作用性抗コリン薬(LAMA)やLABA、あるいは両者の配合剤が主流のCOPD治...