確率をマスターしよう(1)
公開日時 2017/10/31 00:00
菅民郎株式会社アイスタット代表取締役会長ビジネス・ブレークスルー大学大学院教授志賀菅先生、教えてもらいたいことがあってお伺いしました。菅どんなことですか。お聞きしましょう。志賀私が訪問する先生は、概ね2回に1回しか面談できないんです。菅ほう、厳しいね。志賀はい。この先生を4回訪問したとき、3回以上面談できる確率を知りたいのです。菅ふむ。これは確率の問題ですね。志賀はい。その確率をインターネットで調べたら次のようなことが書かれていました。ここまでは理解できたのですが、計算方法が分かりません。菅では、まずは確率をコインやサイコロの例で考えてみよう。志賀はい。菅1枚のコインを投げる場合、起こり得る事象は「表」が出るか「裏」が出るかの2つなので、「表」がでる確率は1/2すなわち0.5(50%)です。...