菅民郎株式会社アイスタット代表取締役会長ビジネス・ブレークスルー大学大学院教授医療の現場や研究だけでなく、身近な生活の場面でもよく用いられている“標準偏差”を様々な例題からマスターする本シリーズ。全６回の第３回目は、前回取り上げたＭＲの１日あたり訪問医師数の調査データを用いて、ＭＲの年代別に医師訪問の現状をみてみましょう。わたしを講師に、若手ＭＲの志賀さんとの掛け合いで進めます。志賀前回、現役ＭＲ256人を対象にした意識調査から１日あたりの訪問医師数を分析してみたところ、訪問医師数が１～４人と少ないＭＲもいれば、11人以上と多いＭＲもいて、ＭＲの１日当たりの訪問医師数はバラつきが大きいことがわかりました。菅そうだったね。で、平均値や標準偏差はどうだったかな。志賀Excelでサクッと計算したら...