ミクス編集部が製薬企業64社を対象にまとめた「17年１月改訂版新薬パイプラインリスト企業別」（P2以降の開発品）から、がん領域の開発品（＝プロジェクト数）を抽出したところ、小野薬品が24品目で最多となった。開発品目数の上位10社を見てみると、外資系企業が８社となるなか、内資系企業では小野薬品に次いで日本化薬が食い込み、存在感を示した。17年１月版のリストは、16年11月までに製薬企業が公表している直近の開発品リストをまとめたもの。今回の分析は16年12月に承認された６品目を除外して再集計したものになる（なお、共同開発の場合、一方の企業が開発中と公表しても、もう一方の企業が開示していないケースや、開発ステージが公表タイミングなどの関係で異なるケースがある）。今回は、開発品目数（＝プロジェクト数...