17年2月号連動 尋常性乾癬治療用配合薬マーデュオックス軟膏の処方医コメント一覧
公開日時 2017/01/31 00:00
免疫の異常による表皮細胞の異常増殖により、皮膚の表面に浸潤・肥厚した紅斑ができ、銀白色の鱗屑が落ちる尋常性乾癬。その薬物治療の主流は、表皮の過剰増殖を抑制する活性型ビタミンD3や炎症を抑えるステロイドの外用で、この2剤併用も少なくない。このため現場では混合調剤も行われているが、ステロイドは塩基性、ビタミンD3は酸性で不安定になるという真逆の性質ゆえに、成分の安定性や経皮吸収性低下などの問題が指摘されてきた。そうした中で両薬の配合剤となるドボベット軟膏が14年9月に初めて登場。そして2番手となる配合剤・マーデュオックス軟膏が15年6月に発売された。今回はこのうちのマーデュオックスを取り上げ、同剤を処方した経験のある皮膚科医を対象にした意識調査から現時点での臨床評価を検証した。医師コメントの一覧...