今月のお悩みミクス１月号を読んで、MRは消失するのではないかと不安になりました。ただ、MRとして変わる必要も感じています。何かアドバイスをください。（40歳男性）マスター：心配ご無用。MRという職種は、消失なんかしないよ。患者さんや社会に対するMRの責任は、薬の適正使用と安全対策。2000年以降、幸いにして、大きな薬害は発生してないけど、薬剤による死亡例は少なからず起きている。バーテンダー：PMDAからの緊急安全性情報の頻度が、減ったとは聞いてませんね。マスター：そう。大事に至っていないのは、PMDAや企業側の安全対策の仕組み、それとMRの機敏な活動によるもの。MRの原点は、やはり適正使用の推進でしょ。バーテンダー：最近は、医師要件、施設要件、患者要件をガイドラインで明確にし、処方量を制限す...