厚生労働省 医薬・生活衛生局長 武田 俊彦 氏
公開日時 2016/07/31 00:00
地域包括ケア時代に合致したMR像再定義を高額薬剤最適使用推進ガイドライン策定へ「これまでの製薬企業のプロモーションは病院が中心だったが、地域に行かないといけない。いまの仕組み、いまの体制、いまのプロモーションの自主基準が時代に合うのか再度検討すべきではないか」。厚生労働省の武田俊彦医薬・生活衛生局長はこう語る。後発医薬品80%時代や地域包括ケアシステム構築――。製薬業界を取り巻く環境変化は、転換期を迎えている。医療現場にパラダイムシフトが起きる中で、これに合致したMR像の再定義が求められている。6月21日に医薬・生活衛生局長に就任した武田俊彦氏に、就任の抱負や製薬産業や薬局のあるべき姿を聞いた。(望月英梨)(インタビューは7月8日実施しました。)――6月21日付で医薬・生活衛生局長に就任した...