困らせ型MRへの対策
公開日時 2016/04/30 00:00
医薬コンサルティング部門千葉・柏リハビリテーション病院人工透析内科部長宮本研今月のポイント▼MRの業務パフォーマンスは、顧客対応の失敗事例も把握し、自社内基準に執着せずに評価すべきである。▼販売提携以外に他社と比較されない内向的な業務によって、他流試合を行わないMRが増加しており、困らせ型MRが黙認されていく。▼他社MRとの交流を増加させ、真の顧客を探し求める意識を高めるだけでも、個々のMR活動は改善が可能である。医師を困らせるMRの実例担当MRが職務と真剣に向き合っているのだとしても、臨床医がMRの態度に絶句する事例は少なからず起こる。期末で販売成績が思わしくなく、通常よりも強いインパクトで医師に処方を促したいのかもしれない。あるいは現在のロー・パフォーマーの位置づけから脱却すべく、本人な...