経口C型肝炎薬ソバルディ MRは存在感示す ネットはこれから
公開日時 2015/07/31 00:00
国内に150~200万人の患者がいるといわれるC型慢性肝炎では、これまでインターフェロン(IFN)を軸に抗ウイルス薬を併用する治療が行われてきた。しかし、IFNによるウイルス排除が見込めるのは、高くても投与患者の6割弱程度で、有害事象も少なくないことから、より有効性が高く副作用が少ない治療が長らく切望されてきた。ここにきてC型慢性肝炎では新規治療薬の開発が活発化し、IFNを使用しないIFNフリー治療も可能になった。そこで今回は昨年来上市されたIFNフリー経口薬3製品に焦点をあてた。まず、ダクルインザとスンベプラはウイルスジェノタイプ1型(1a型、1b型)を適応とし、この2剤併用、ソバルディはジェノタイプ2型(2a型、2b型)が適応で既存の抗ウイルス薬リバビリンと併用して用いる。6月の全チャネ...