経産省・厚労省 グレーゾーン解消で血液検査街中に 自己採血は医師法に違反せず…開発に大手ドラッグ先導
公開日時 2015/04/30 00:00
サプライチェーンロジスティクス研究会保高英児●ワンコインチェック利用者28万人突破、「じぶんからだクラブ」ドラッグ1000店に●難色の医師会、薬剤師会とトップ会談、厚労省は薬局の生活者との接点拡大を歓迎経産省は14年1月に施行された産業競争力強化法のもと、グレーゾーン解消を進める。自己採血による簡易血液検査はその先頭事例として、医療機関以外での実施が昨春早々に正式に容認された。それを受け、簡易検査を事業化する動きが活発化している。健康診断がうけにくい「健診弱者」向けサービスだが、日本再興戦略では、薬局を地域密着の健康情報拠点と位置付けセルフメディケーション推進を謳う。厚労省も地域包括ケアを進めるなか、薬局と生活者の接点拡大と期待を寄せる。一方、医師会では安易な検査の普及は危険と神経をとがらせ...