14年3月6年制薬学生就職 MRは全体の4.8% 1.2ポイント減 薬学教育協議会調査
公開日時 2015/01/14 03:51
薬学教育協議会はこのほど、2014年3月に薬学6年制を卒業した学生の就職動向調査結果をまとめた。それによると製薬などの企業の就職したのは1033人(うち医薬品関連907人)で全体に占める割合は0.4ポイント減の12.1%(医薬品関連では0.3ポイント減の10.6%)だった。企業就職の割合は減少傾向で、医薬情報担当者(MR)は410人(前年569人)、全体に占める割合は4.8%と前年より1.2ポイント減少した
例年最も多いのは薬局への就職で、全体の36.7%(前年37.9%)で1.2ポイント減。次いで多いのは病院・診療所の薬局への勤務で全体の27.2%(同28.1%)で1.1ポイント減となった。一方、目立った増加を示したのが進学で、98人増の246人、全体に占める割合は1.3ポイント増の2.9%となった。
これは「平成26年3月薬系大学卒業生・大学院修了者就職動向調査の集計報告書」の中の「6年制学科卒業生調査」8535人(男3463人、女5072人)について動向を調べたもの。
主な進路の一覧表(14年3月卒、13年3月卒)をまとめました。下段の関連ファイルからダウンロードできます(無料)。