ED治療薬バイアグラ 処方医の45% 第一選択薬に位置づけ 「患者希望」「ネームバリュー」が処方のきっかけ 全体の3割強占める
公開日時 2014/06/30 00:00
勃起不全・勃起障害(ED)の治療薬としてバイアグラが日本国内に登場して既に15年が経過した。過去にない適応から発売当時はかなり話題となった薬剤で、今やEDそのものに対する認知は高い。ただ、ED治療のパイオニアでもあるバイアグラは5月に後発品も登場した。こうした状況を踏まえ、従来の本連載での「新薬」の概念とはやや異なるが、今回はバイアグラの臨床現場での評価を取り上げてみたい。まず、今後処方を増やすかどうかでは全体で「そう思う」が3%、「まあそう思う」が20%、「どちらとも言えない」が55%、「あまりそう思わない」が17%、「そう思わない」が5%。従来取り上げている薬剤に比べると処方増に積極的な「そう思う」「まあそう思う」の合計は23%と低い。なお、医師の属性別で処方増に積極的な層はGPが20%...