患者のアドヒアランス向上に向け保険薬局薬剤師とリレーション構築を
公開日時 2014/04/25 05:00
第19回薬剤服用歴管理指導料の見直し中小企業診断士平田雄一郎保険薬局薬剤師の服薬指導業務は、これまで以上に、患者視点に立つことが求められます。今改定では、お薬手帳を必ずしも必要としない患者に対する「薬剤服用歴管理指導料」の評価が見直されました。お薬手帳を必ずしも必要としない患者に対しては、41点から34点へと7点減額されることになりました。また、服薬状況などの確認も調剤を行う前に実施するよう見直されました(資料1)。例えば、お薬手帳を持参していない患者さんに対して、お薬手帳に貼付するためのシールを提供するケースは、お薬手帳を交付したことには当たらないことになります。その場合は、34点の算定となります。お薬手帳を通じた、適切な情報提供が薬剤師に求められることになりました。お薬手帳は、複数の医療...