***の可能性があります
公開日時 2013/11/30 00:00
今月のポイント▼MRが日常的に言及している可能性は、医師からの科学的な批判に配慮しないまま、定番の決め台詞となっている場合が多い。▼プラス効果を抱かせるために可能性を連用していると、MRが根本的な疑問を抱かず、活動の本分を追究しなくなる。▼ディテーリングにおいて可能性に言及する際には、その大小と推定パーセントを提示させるために、新たな行動規定が必要だ。無難で便利な表現担当領域に関係なく、ディテーリングや製品説明会でMRが多用している決め台詞。「弊社の製品はこうした理由で、***の可能性があります。先生の日常診療に、きっとお役立ちできるはずです」深い意味を追究されないまま好感度が向上するような言い回しを、企業規模や経験年数に関わらず、医療現場では頻繁に耳にする。社内研修で自社製品に有利なエビデ...