参天製薬 よりエリアを重視する営業組織に 10月の機構改革で
公開日時 2013/09/12 03:51
参天製薬は9月10日、営業組織を含む機構改革を10月1日に行うと発表した。その中で医薬営業統括部を見直し、首都圏などの大学病院を主に担当していた病院統括グループとエリア担当とを統合し、エリア担当を2つ増やし7つのエリアに分ける。それにより大病院を含めた地域の医療機関全体を包括的に営業展開し、新製品の市場浸透力を高める考え。
今回の機構改革の狙いは、立案した営業戦略の実行力の向上と新製品の市場浸透の加速。そのため、エリアの再編のほか、営業戦略の立案とその実行力を高める施策を打つ「営業戦略調整室」を新設する。室長には、医薬営業統括部付統括部戦略推進担当マネージャーの金谷秀彦氏が就く。
10月1日時点の新しいエリア、エリアマネジャーは以下のとおり(カッコ内はエリアマネージャー)。
北海道東北エリア(冨岡久弥:旧職=病院統括グループ グループマネージャー)
関東第一エリア(岡島俊夫:旧職=東北・関東エリア エリアマネージャー)
関東第二エリア(山下克己:旧職=東神・北海道エリア エリアマネージャー)
中部エリア(山崎弘之:現在の中部エリア エリアマネージャーから引き続き)
関西エリア(高井真佐志:旧職=関西・四国エリア エリアマネージャー)
中国四国エリア(北野佳照:旧職=営業企画推進グループMR能力開発チーム チームマネージャー)
九州エリア(越智一成:旧職=中国・九州エリア エリアマネージャー)
現在の医薬営業統括部は▽東北・関東▽東神・北海道▽中部▽関西・四国▽中国・九州--の5つのエリア担当と病院統括グループからなる。