疼痛用薬リリカ 第一選択に慎重 整形外科医に多く 高尿酸血症用薬フェブリク 医師の8割 処方増に前向き
公開日時 2013/07/31 00:00
医療分野では、患者が望む有効な治療法が確立されていない、または治療選択肢が少ない、いわゆるアンメット・メディカル・ニーズが数多く存在する。いわゆる難病がその代表的な事例だが、実際には比較的よく見聞きする疾患や主訴でもそうした分野が少なくない。例えば「痛み(疼痛)」はよくありがちな症状だが、その詳細な原因や病態は多岐にわたる。今回、この「痛み」の世界で新たに登場した薬剤に焦点を当て、医師の評価を検証した。~~~~~~~~~~~~~~~~リリカ処方医の多くが有効性実感も「ふらつき」「眠気」気になる「疼痛」の中でも末梢あるいは中枢での神経の損傷や機能障害に起因する「神経障害性疼痛」は、非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)が従来、第一選択薬とされながらもコントロールが難しい症例も少なくなく、臨床現...