米ファイザー エスタブリッシュ医薬品事業部門プレジデント アルバート・ブーラ氏/ファイザー日本法人 同事業部門長 松森 浩士氏
公開日時 2012/09/29 00:00
MR1000人体制で本格攻勢避けられない営業コスト圧縮米ファイザーとジェネリック(GE)メーカー世界3位の米マイランが、日本のGE事業で業務提携した。GE製品数を350以上に増やすことで、日本のGE大手と同じ土俵で競争する条件を整え、約1000人に上るMRで日本市場に本格攻勢をかける同社は、長期収載品・GE市場に大きなインパクトをもたらすだろう。しかし、その営業体制は、今後迫られるコスト競争では負担になるおそれがある。一般名処方が普及する中で処方医へのアプローチの必要性を問う声も出始めている。それら課題にどう対応するのかを中心に聞いた。(取材・写真・文酒田浩)――日本のエスタブリッシュ医薬品(EP)事業では、長期収載品とGEを扱っている。当面の柱である大型長期収載品に対するGEの浸食が加速し...