味の素製薬 新規経口腸管洗浄剤を国内申請 服用量を半分に
公開日時 2012/02/24 04:00
味の素製薬は2月23日、大腸内視鏡検査や大腸手術時の前処置に用いる新規の経口腸管洗浄剤(開発コード:AJG522)を日本で承認申請したと発表した。現在の販売している経口腸管洗浄剤では服用量が2~4リットルなのに対し、今回承認した薬剤はおよそ半分の量の服用で同じ効果があるという。
同剤は、承認後は大腸内視鏡検査や大腸手術時の前処置に用い、ニフレックは主にバリウム注腸X線造影検査の前処置に用いることになりそう。将来的にはAJG522は、ニフレックと同様の適応の取得し、ニフレックからの切り替えを視野に入れる。