アボット 2011年通期業績は10.5%増収、2.2%増益
公開日時 2012/02/03 04:00
アボット・ラボラトリーズは1月25日、2011年通期業績が売上高388億5100万ドル(前年比10.5%増)、純利益47億2900万ドル(同2.2%増)の増収増益になったことを発表した。調整後の1株当たりの純利益は4ドル66セント(同11.8%増)。
事業部門別では医療用医薬品事業170億2200万ドル(同11.0%増)、エスタブリッシュ医薬品(ブランドジェネリック等)事業54億1300万ドル(同19.8%増)、栄養剤事業60億600万ドル(同8.6%増)、ラボラトリー診断事業33億8300万ドル(同7.9%増)、分子診断事業4億4200万ドル(同14.7%増)、ポイント・オブ・ケア診断事業3億100万ドル(同10.4%増)、バスキュラー事業33億3300万ドル(同4.4%増)、糖尿病ケア事業13億6400万ドル(同7.0%増)。
医療用医薬品の製品別売上高ではトップ商品のヒト型抗ヒトTNF-αモノクローナル抗体ヒュミラ(一般名・アダリムマブ)が前年比21.1%増の79億3200万ドルと好調。フィブラート製剤のTRILIPIX/TriCorが前期比5.5%増の16億9200万ドル、抗HIV薬のKaletraが前期比6.8%減の11億7000万円。