アステラス プログラフ/グラセプター 小腸移植の免疫抑制で国内承認取得 世界初
公開日時 2011/07/29 04:00
アステラス製薬は7月28日、免疫抑制剤プログラフとグラセプター(いずれも一般名:タクロリムス水和物)について、日本で、「小腸移植における拒絶反応の抑制」の追加適応症の承認を取得したと発表した。この適応症の取得は世界初。同社は2000年に今回と同様の追加適応を申請したが、国内症例が少なかったことから承認には至らなかった。その後、国内で18症例が集積されたことから今年4月に再度申請し、承認取得となった。なお、グラセプターはタクロリムス1日1回投与の徐放性製剤。