持田と田辺三菱 抗うつ薬レクサプロ錠 8月22日に発売
公開日時 2011/07/22 04:01
持田製薬と田辺三菱製薬は7月21日、抗うつ薬で国内4番目のSSRIとなるレクサプロ錠(一般名:エスシタロプラムシュウ酸塩)を8月22日から発売すると発表した。持田が製造販売承認を取得したが、両社がレクサプロ錠との同一製品名でコ・マーケティング(共同販売)する。また、田辺三菱はグループ会社の吉富薬品とコ・プロモーション(共同販促)する。予想売上高は両社合算で初年度約30億円、発売後6年で約338億円を見込む。
レクサプロ錠はデンマークのルンドベック社が創製したSSRI。2002年に欧米で発売され、世界で年間30億~35億ドルを売り上げている。この売上規模はSSRIでトップシェアという。