日本イーライリリー代表執行役社長 アルフォンゾ・G・ズルエッタ
公開日時 2011/02/27 00:00
患者ベースの情報提供で新薬価値最大化MRは製品のみならず疾患まで理解2009年に売上高1000億円を突破し、設立40周年にあたる15年には売上高2000億円を目指している日本イーライリリー。09年、10年と新薬の上市や主力品の効能追加が相次ぎ、成長の芽を着実に育んでいる。さらに今年初めにはベーリンガーインゲルハイムと日本を含む糖尿病治療薬に関する大規模な提携契約を結び、アンメットニーズが高く、市場規模の大きい糖尿病市場での競争力強化も図った。話題豊富なリリー社のズルエッタ社長に、日本市場における経営戦略や今後の展望を伺った。写真:坂本文明―2010年の業績を教えてください。ズルエッタ社長最終的な精査をしている段階ですので詳細にはお話しできません。ただ、2ケタ成長となった前年(09年)以上の速...