サノフィ・アベンティス ジェンザイムのTOB期限を再延長
公開日時 2011/01/26 04:00
仏サノフィ・アベンティスは1月24日、米ジェンザイムに対する敵対的買収で、ジェンザイム株式の公開買い付け(TOB)期限を米ニューヨーク時間の2011年2月15日午後11時59分までに延長すると発表した。買付価格1株当たり69ドルで、そのほか諸条件に変更はない。
同社が12月13日に発表したTOB公開期限である1月21日を経過し、再延長の格好となった。同日までに応募があったのは発行済み株式の0.4%という。
同社は、多発性硬化症治療薬Lemtrada(一般名=alemtuzumab)の価値に関し、株主に対する「不確定価額受領権」(CVR)について交渉を継続中であることを改めて明らかにしている。しかし、両社の提示に大きな開きがあり、合意が得られる保証はないとしている。