アジアのCRO市場で急成長日本を最重要拠点に展開世界の医薬品市場でCRO（医薬品開発受託企業）としてトップ３のポジションにある米パレクセル・インターナショナル。95年に日本法人を開設後、事業を拡大し、日本のCROとしてはトップクラスの企業に成長した。製薬企業が売上拡大を狙うアジア市場、ドラッグラグといった大きな課題を抱える日本市場で、グローバル企業としての強みをどう発揮し、事業拡大を狙うのか。同社のジョセフ・フォン・リッケンバックCEOに今後の事業戦略について話をうかがった。（小沼紀子）クリニカルリサーチに注力する路線を踏襲－世界の医薬品市場での貴社のCROとしての位置づけと目指すポジション、戦略について教えてくださいリッケンバック氏：クリニカルリサーチ（CRS）に関してはCROの中では、世...