病院薬剤部による新薬の中間評価 (2)
公開日時 2010/09/29 00:00
DPP-4阻害薬ジャヌビア、制吐薬イメンドが上位に新規作用機序の新薬が健闘調査対象となったのは、09年6月から10年6月まで約1年にわたり薬価収載された53品目。昨年の調査と比べ、調査期間が短くなった影響で22品目の減少となったが、過去数年の調査とほぼ同数(07年は48品目、08年は53品目)だった。回答施設数は214施設。トップ20入りした製品をみると、薬価収載から約1年経過した品目が5製品(抗菌剤クラビット[前年調査で1位→今年1位]、降圧配合剤ミコンビ[40位→10位]、抗がん剤タイケルブ[27位→12位]、アレルギー性鼻炎薬アラミスト[32位→14位]、糖尿病薬アピドラ[カート70位、ソロスター29位→16位)含まれ、クラビット以外は昨年の調査時から上位に浮上した格好だ。また、調査時...