卸連会員の09年度粗利率が過去最低の6%台に 卸連まとめ
公開日時 2010/08/19 04:01
日本医薬品卸業連合会が8月18日に発表した会員企業の09年度決算をまとめた「卸経営アンケート」(09年9月期~10年4月期決算対象、回答66社)によると、売上総利益(粗利)率がマイナス0.13ポイント下がって6.98%と、過去最低となった。
合計売上高の伸びは、薬価改定がないこと、インフルエンザの流行や高齢者増で4.85%と近年にない高い伸びを示したものの、最終原価率の上昇、競争による医療施設への納入価の下落などを受けて粗利率の下落につながった。
08年度に1%を割り混み0.29%となった営業利益率は、各社販管費の削減に取り組んだものの、粗利率の悪化も手伝い、09年度も1%割れの0.55%の低水準となった。
お詫び(19日午後12時53分)
編集部のミスにより、記事本文が掲載されないままになっていました。ご迷惑をおかけしました。お詫び申し上げます。