GSKと吉富薬品 抗うつ薬パキシルのコ・プロ契約終了 7月末で
公開日時 2010/06/08 04:00
グラクソ・スミスクライン(GSK)と田辺三菱製薬は6月7日、抗うつ薬パキシル錠(一般名:パロキセチン塩酸塩水和物)のコ・プロモーション契約を7月末で終了することで合意し、8月1日からGSK単独での販売活動になると発表した。
02年7月からGSKと、田辺三菱連結子会社で精神科領域に強い吉富薬品が同剤をコ・プロしていた。当時は、うつに対する社会の理解や認識が必ずしも十分でなく、また、正確な診断や適切な治療を受ける機会を見逃すことが多いとの指摘もあったが、その後、日本のうつ病治療が大きく進展し、コ・プロの目的を達成したことから、契約を終了することにした。