FDA プラビックスに黒枠警告 他
公開日時 2010/04/29 00:00
◆FDAプラビックスに黒枠警告米FDA(食品医薬品局)は3月12日から、抗血小板剤プラビックス(クロピドグレル)に関して、肝代謝酵素CYP2C19の機能が低下している患者では、血小板凝集作用の低下を招き、心血管イベントリスクが高まることから、医療関係者、患者に周知徹底を図るためにラベルに同内容の黒枠警告を記載することを決めた。従来から、CYP2C19の機能低下が見られる不全代謝患者ではクロピドグレルを有効成分に転換できず同剤が有効でなくなり、ACS(急性冠症候群)あるいはPCI(経皮的冠動脈インターベンション)施行患者などでの再発予防における同剤使用での問題点が指摘されていた。このためFDAは2009年5月にラベルに警告記載を行っていた。その後の議論においても、データ等を検討した結果、更に安...