東邦HD 第2四半期業績予想を上方修正 通期予想は変更せず
公開日時 2009/10/22 04:00
大手医薬品卸の東邦ホールディングスは10月21日、10年3月期第2四半期業績予想を上方修正したことを発表した。独自の顧客支援システムを柱とする提案型営業への評価による伸長に加え、新型インフルエンザの流行による関連医薬品の需要増で、売上高が予想より135億円上回り、前年実績より16.4%増の見込みとなった。純利益は、適正利益の確保、販管費の伸びの抑制などで予想を4億円上回る計画に変更した。通期業績については「薬価改定前における製薬メーカーの仕切価対応が現時点では不透明である」ことを理由に変更しなかった。
【第2四半期業績予想(前回予想)、前年同期実績、通期業績予想】
売上高4765億円(4630億円)、4094億2900万円、9700億円
営業利益29億円(18億円)、43億7000万円 、60億円
経常利益44億円(33億円)、61億1000万円 、91億円
純損益21億円(17億円)、△28億9600万円 、50億円