アステラス ブラジル市場に参入 BRICs全てに設立完了
公開日時 2009/07/22 04:30
アステラス製薬は7月21日、ブラジル・サンパウロ市に医薬品販売子会社(アステラスファーマブラジル)を設立したと発表した。承認を取得でき次第、排尿障害改善剤オムニック/同OCAS(一般名:タムスロシン塩酸塩)など泌尿器、真菌症など感染症領域の自社開発製品を中心に販売活動を行う。現時点では09年度後半~10年度初めのスタートを予定しているという。
ロシア、インド、中国に続き今回のブラジル市場参入で、BRICs全ての国に販売子会社を設立したことになった。経済成長著しいこれら市場に、特許切れ製品に限らず自社開発品を中心に投入していく方針だが、事業目標は明らかにしていない。