「負けない」気持ちと仲間を支えに
サッカー指導者/コメンテーター ラモス 瑠偉さん
公開日時 2024/01/01 00:00
突然の脳梗塞から懸命のリハビリで完全復帰「脳梗塞はいつやって来るか予測できない」。59歳で脳梗塞を発症したラモス瑠偉さんは、そう振り返る。1993年から始まったJリーグ創生期の中心的選手として人気を集め、日本代表メンバーとして活躍した。現役引退後もJクラブやビーチサッカーなどで指導者として手腕を発揮する。そんなラモスさんは2016年末に脳梗塞を発症し、重篤な状態に陥るも懸命なリハビリによって奇跡的な復帰を果たした。「治したいという気持ちだけは負けない自信があった」と話すラモスさんに、どのように病気やリハビリと向き合ってきたのか、お話をうかがった。(利根川恵子)〔略歴〕1977年に来日、読売サッカークラブに入団し通算5回のJSL優勝に貢献。93年開始のJリーグでは、ヴェルディ川崎でプレーし、9...