あすか製薬 開発中の緊急避妊薬の独占販売権を取得
公開日時 2008/10/22 23:00
あすか製薬は10月22日、創薬ベンチャーのそーせいが開発中の緊急避妊薬「SO
H-705」の日本での独占販売権を取得したと発表した。重点領域である産婦人
科領域の強化の一環。総額3億円の契約一時金・マイルストーンをそーせいに
支払う。そーせいは今月には日本でのフェーズ3を終え、09年上期中の承認申
請する予定。
同剤は、低用量ピルに含まれる合成黄体ホルモンの一種のレボノルゲストレル
を有効成分とし、緊急的に性交後72時間以内に女性が服用する。日本での治験
では63例中62例の避妊を確認し、海外と同様の結果だったという。レボノルゲ
ストレルはWHOによりエッセンシャルドラッグ(必須医薬品)な指定されてい
る。仏のHRA社が開発し世界60カ国で承認されている。そーせいはHRA社から導
入した。