アステラス 大型導入品YM311、米P2で劇症肝炎による死亡例
公開日時 2007/05/07 23:00
アステラス製薬は5月7日、米フィブロジェンから導入した経口貧血治療薬YM
311に関して、米社が実施している腎性貧血保存期を対象とした米フェーズ2
で劇症肝炎による死亡例が1例発生したと発表した。米社がFDAと因果関係や
今後の対応を協議していく。「臨床試験を中断しているわけではない」
(アステラス広報部)としている。
昨年の導入契約締結時に3億ドルの一時金を支払った大型導入品。欧米で共同
開発しており、腎性貧血に伴う貧血保存期および腎性貧血透析期についてフェ
ーズ2段階。日本ではフェーズ1段階。