処方数ランキング(IMS調べ) トップはノルバスク、6位にブロプレス
公開日時 2006/08/28 23:00
IMSジャパンは8月28日、06年1―6月の処方数ランキングを発表した。1位
ノルバスク(Ca拮抗薬、ファイザー)、2位ムコダイン(気道粘液調整・粘膜
正常化剤、キョーリン)、3位ロキソニン(鎮痛・抗炎症・解熱剤、第一三共)
、4位バイアスピリン(抗血小板剤、バイエル薬品)までは前年同期と順位
に変動はない。
上位10製品中、高血圧治療剤が3製品を占めた。トップのノルバスクが処方数
を伸ばす一方、同成分のアムロジン(Ca拮抗薬、大日本住友製薬)は減少し順
位も7位から9位に下げた。ブロプレス(ARB、武田薬品)は9位から6位に
アップした。
5位にムコスタ(胃炎・胃潰瘍治療剤、大塚製薬)、7位にガスター(H2受容
体拮抗剤、アステラス製薬)、8位にセルベックス(胃炎・胃潰瘍治療剤、エ
ーザイ)と胃潰瘍、胃炎などの治療剤が入った。ムコスタは6位から5位に上
げる一方、セルベックスは5位から8位に下げた。
【上位10製品(05年1―6月期→06年1―6月期、単位:千件)】ノルバスク
(39853→42430)、ムコダイン(30469→33517)、ロキソニン(30016→32454)
、バイアスピリン(24954→27981)、ムコスタ(22678→26604)、ブロプレス
(21956→26142)、ガスター(21948→22837)、セルベックス(24496→22023)
、アムロジン(22114→20051)、リピトール(06年1―6月期20014)。