日本製薬工業協会(製薬協)
公開日時 2001/06/03 23:00
6月4日、都内で「患者中心の医療を考える国際シンポジウム-欧米における先進的取り組み事例に学ぶ」を開催した。同シンポジウムは、製薬協が日本における患者中心の医療実現のために乗り越えるべき諸課題を関係者間で等しく共有し、それにより課題の解決ならびに関係者間の絆づくりの契機とすることを主眼として催されたもの。講演者として、トーマス・トフティー・米国医師会コーポレート・リレーションズ担当部長、エイミー・ランガー・全米乳癌団体連合(NABCO)事務局長、アンジェラ・ヘイズ国際患者連合会会長およびワット隆子・乳癌患者団体「あけぼの会」会長らを招き、各団体の取り組みについての紹介を行った。このなかでランガー氏は、アドボカシー(社会的提言)活動においては、「しっかりとした根拠に基づいたアドボカシーが効果的である」との認識を示した。