パーデュー・ファーマ、不法販促で高額の罰金刑
公開日時 2007/07/31 00:00
海外メディカルニュース研究所岡田哲男パーデュー・ファーマは5月10日、バージニア西地方裁判所で、徐放性麻薬鎮痛剤オキシコンチン(オキシコドン)を不法に販促したとして有罪判決を受け、法務省(DOJ)に7億60万ドル(約840億円)の罰金を支払うことになった。製薬企業に対する罰金としては、01年のTAPに次ぐ高額裁定。パーデューの場合は、高額罰金とともに同社CEOや総顧問らが有罪判決を受けた点が、従来のケースと異なっており、同社の経営に大きな打撃となることが予想される。ラベルから逸脱パーデューの不法販促容疑の取り調べでは、DOJのJ.ブラウンリー検事をキャップに、FDAの犯罪調査部(OCI)のほか、HHS(連邦保健福祉省)の警視総監室やバージニア州警察等が協力。連邦と州レベルで連携して進められた...