医師不足解消策としての職種機能拡大
公開日時 2009/04/30 00:00
職種の養成課程システム化、機会増大を通じて大きなうねりに3月の半ばに、大分県の大学と病院から出されていた「ナースプラクティショナー(NP)」の一定の医療行為を認める特区申請について、厚生労働省は看護師のみでの医行為はできないとして「認められない」との結論を示した。医師以外の医療関係職種による医療行為は、医師会を中心に反対の声は強く、こうしたチャレンジがすんなりと認められる可能性は低いが、今後の展開を考えると医師以外の医療職種の業務範囲拡大は、それら職種の養成課程のシステム化、機会の増大を通じて大きなうねりとなることが予感される。背景には切羽詰った感もある医師不足が根底にある。高学歴化、専門化するコメディカル最近行われた地域ブロックレベルの医師会会合でのこと。医師不足の要因が語られる中で、「最...