メルクセローノ ウェイン・パタソン 社長
公開日時 2008/01/31 00:00
大型新薬アービタックスを日本投入海外で大型化している大腸がん治療薬アービタックスを08年中にも日本で上市する予定のメルクセローノ。ロシュ出身でアジアでの経験も豊富なパタソン氏を日本法人社長に据え、開発、営業など積極的に投資を行う方針を打ち出した。アジア各国での上市を指揮―大腸がん治療薬アービタックスを申請中ですが、日本市場をどう分析していますかパタソン私はロシュから独メルクに移り、日本に赴任する前はシンガポールにおりました。そこで、がんのリージョナル・オンコロジー・ヘッドとして中国、韓国、インドなどアジア各国での大腸がん治療薬アービタックス上市の指揮を執りました。日本は米国に次ぐ世界2位の市場であり、学術水準、GCPのクオリティなどあらゆる面で非常にレベルが高い。ただ、これまでは新薬を上市し...