米国の新薬(07年10月~12月FDA許可) ほか
公開日時 2008/02/29 00:00
新しいクラスの抗エイズ薬イセントレス、乳がん治療薬の新星イグゼンプラなど毎年10月~12月の第4四半期の新規成分許可は、かけ込み許可の様相を示す12月を含むために他の四半期よりも許可数が多くなるが、07年は7品にとどまり、06年の7品、05年の8品とほぼ同じレベルとなった。最近の傾向として、ブロックバスター薬が少なくなった代わりに、適応を絞ってUnmetmedicalneedsに対応した注目の新薬が多く許可になっているが、この時期も例外ではない。中でも、新しいクラスとして初登場の抗エイズ薬イセントレスと乳がん治療剤イグゼンプラ、腹腔内及び尿路の2感染症の許可を取得した抗生物質ドリペネム、黒人にも有効なβ遮断剤バイストリックなどが注目される。●イセントレス、インテグラーゼを阻害する初の抗エイズ...