プリスティクがFDA許可、ブロックバスター抗うつ剤 エフェクサーXRの後継品となり得るか? ほか
公開日時 2008/04/30 00:00
プリスティクがFDA許可、ブロックバスター抗うつ剤エフェクサーXRの後継品となり得るか?FDAは2月29日、プリスティク(デスベンラファキシン、ワイス)を大うつ病性障害(MDD)治療の適応症で許可した。同品は05年に申請されたが、用量や副作用に関する追加データ提出等で許可が遅れていたもの。ワイスは、特許失効が近いブロックバスター抗うつ剤エフェクサーXR(ベンラファキシン、ワイス)の後継品として、総力をあげた学術宣伝を計画している。●低用量で再申請し許可にプリスティクの主成分、デスベンラファキシンは、抗うつ剤市場でトップ売上を誇るエフェクサーXRの主成分、ベンラファキシンの活性代謝物質である。従って、全くの新規物質ではないが、FDAの審査における格付けでは1S、すなわちNME(新規分子成分:1...