RAD001、進行性腎がんで好結果 ほか
公開日時 2008/07/31 00:00
RAD001、進行性腎がんで好結果ノバルティスの最も開発が先行している抗がん剤RAD001(everolimus)、mTOR阻害剤は、前治療が効かなかった進行性の腎がん患者を対象としたフェーズ3で、無増悪生存期間(PFS)を2倍にした。データはASCOで示された。ノバルティスは今年下半期に米国とEUで申請する計画。400人以上を対象としたRECORD1試験は、2回目の中間解析で主要評価項目(PFS)を達成していたため、独立データモニタリング委員会の推奨を受け、3月に止められた。承認されれば、ワイスのトリセル(テムシロリムス)に続く2番目のmTOR阻害剤の抗がん剤となる。トリセルが週1回注射であるのに対し、RAD001が1日1回経口であることで差別化する。「ターゲットを継続的に阻害するための用...