米国のMR、ボールペンなどのギフト提供禁止・食事接待に厳格な制限――09年１月から実施（米製薬協）医師の適正処方に影響を与えるとして、問題視されているメーカーMRによるギフトやサービス提供については、前号で医師サイドからの受け取り拒否／制限の動きを報告したが、今度はメーカーサイドから自粛の動きが出てきた。米国研究製薬工業協会（PhRMA）は、このたび改訂したマーケティング・コードで医師・患者の教育目的以外の一切のギフトの禁止及び食事接待の厳格な制限を発表。会員メーカーに来年１月から順守するように求めた。一方、業界の雄、ファイザーは、CME（医師継続教育）への出資を制限する方針を打ち出した。●教育目的以外の一切のギフトが不可PhRMAは、会員メーカーの医師に対するMR活動の倫理規範となるマーケ...